🎹音楽療法🎷
音楽療法とは
― その人がその人らしく過ごせるように ―
乳幼児から高齢者まで幅広い方々に対して一緒に音楽を聴いたり、唄ったり、楽器を鳴らしたりすることで、心や身体を刺激し、健康促進や、生活をより豊かにしていくことのお手伝いをするのが音楽療法の役目です。音楽療法はさまざまな対象者に対しそれぞれの目的に応じて専門性をもった音楽療法士によって実践されています。「その方々がよりよい生活ができる援助」に焦点をあてて事業を展開しています。
いきいきサロン、高齢者、障害者施設への音楽療法士派遣
― ふれあい・いきいきサロンへ音楽療法士やスタッフが訪問 ―
ふれあい・いきいきサロンは、地域住民が自宅から歩いていける場所に気軽に集い、自ら企画し、活動することを通して生きがいづくりや仲間づくりを行う場です。
音楽療法は音や音楽を使用して、身体・心理・認知機能・生活機能面に働きかける活動を実施し、参加者のフレイル予防・介護予防、また閉じこもり防止を図ります。
ハンドベル演奏 上辻町サロン
楽器演奏 行縢町サロン
高齢者領域
その方が「より良く生きる」を大目標に、認知症、脳血管障害やその他の疾病による後遺症、加齢に伴う身体機能の減退、適応機能の低下などがみられる方々に対して行っています。小集団・大集団などのセッション形態を設け、施設介護者の協力を得て、対象者個々のニーズに沿った目標を設定し実施しています。
成人領域
心理・社会面においては、対人関係の円滑化、ストレスの軽減、社会生活機能の回復等、個々の課題に応じて働きかけます。
また、リハビリテーションにおいては、音楽活動を用いる事で、心身の負担が少ない形で意欲的に取り組むことができます。
子ども領域
発達段階に合わせた個別発達支援(認知・言語・運動・行動コントロール・情緒・社会面などへの発達)を目的として実施します。日々の生活の様子や発達段階などの情報を園施設職員と共有し、個別の発達段階に対応した働きかけをしながら小集団での音楽療法を行っています。
S・M・T(スマイル・ミュージック・セラピー)
と き:毎月第3土曜日
ところ:府中市保健福祉総合センター リ・フレ2階
対象者:障害がある方(障害者手帳の有無は問いません)
個別支援を必要とされている方
内 容:個別支援(認知・言語・運動・行動コントロール・情緒・社会面などへの支援)
を実施します。ご本人や保護者と情報交換をしながら行っています。
シルバーコーラス
と き:毎月第2第4月曜日 10:00~11:00
ところ:府中市保健総合センター リ・フレ2階
対象者:60歳以上の方
内 容:仲間と共に体験を通じ、楽しい時間をすごしていただけるような教室を行っています。歌うことは発声、唾液の分泌、喉の筋力低下防止になることから口腔ケアに役立ちます。
おとなの音ひろば
と き:毎月第2第4水曜日
①10:00~11:00 ②11:15~12:15
ところ:府中市保健総合センター リ・フレ3階
対象者:60歳以上の方
内 容:①音楽を奏でる楽しさをとおし、日々の生活・人生をより豊かに送る支援をします。
②様々なジャンルの音楽をバンド形式で行っています。
ピアノ教室
と き:要相談
ところ:府中市保健総合センター リ・フレ2階
対象者:生きがいづくりをお考えの方(60歳以上)
障害をお持ちの方(6歳以上)
社会との関りが希薄な方(6歳以上)
内 容:生きがい活動・余暇活動の充実を目的に、個々のペースを大切にしながら行っています。
【地域共生社会に向けた音楽療法】
せせらぎコンサート
「住み慣れた地域で生き生きとした生活を送る」基盤作りの一環として、せせらぎコンサートを開催しています。音楽を通して病気や障害のある人と地域の人たちが世代を越えて共に楽しく活動する機会を提供し「共生社会の実現」に貢献します。